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「阿弖流為」読みました

論創社から出ている
K.Nakashima Selection Vol.23
「阿弖流為」
を読みました

…こちら、7月から10月まで歌舞伎NEXTとして公演されていた
「阿弖流為」の脚本を書籍化したものらしいんですが、そんな予備知識が全くなく
とにかく「グレンラガン」と「キルラキル」と「仮面ライダーフォーゼ」の
中島かずきさんのやつだ!という、それだけの理由と勢いで読み始めたんですが…

これ、すごいですね

脚本なんで、基本は台詞とト書きのみで構成されているんですが
…なんで、これだけでこんなに面白いのか!?


ちなみに私は、歴史にも伝承にも全く疎い人間なので
主人公の阿弖流為や、もう一人の英雄・坂上田村麻呂
彼らの名前も、生きていた時代も、彼らが戦っている土地についても
まったく知らず

更に、上記のとおり、上演されていた舞台の知識も全くなく
(本の帯に主要登場人物の写真が載ってたんですが、主役っぽい2人の
 どっちが阿弖流為でどっちが坂上田村麻呂なのかも分からない)
「なんでおまえ、そんななのに読もうと思ったの?」っていうレベルの読者なんですが

…いや、でも、こんな何の予備知識も無くて読みはじめた私でも、
冒頭からいきなり面白くて、読み進めて行けばいくほどさらに面白くて
読む手が止められなくて大変だったんですよ、これ!

時代背景も、登場人物も、もちろん事前に予備知識があれば
より深く楽しめたんだろうなと思うんですが、
それが無くても、もう両英雄の伊吹というか、息遣いというか、こう…なんだ、この
熱気というか魂というか、そういうのがガンガン伝わってきて

クライマックスは、実は帰りのバスの中で読んでたんですが
…もう、なんでしょうねー…体は確かにバスの中にあったんですが
頭の中身は、どっか違うところに行ってました

私の頭の中はどこに行っていたのか?自分でも整理できていないので
まったく説明できないのですが、とにかく
こんなに幸せな読書をしたのは、久々です…


いや、本ったって脚本なんで、本当に台詞とト書きなんですよ!
時代や情景や情感について、ほんとうに最低限の記載と台詞だけで語られていて
どうしてここまで強く響く物語が作れるのか?!

いや、逆か?余計な説明が無いからこそ、言葉の力が
ダイレクトに胸に届くのか?


…いや、もう、そんなんはもう、私が考えたってどうしようもないんですよ
とにかく今は「阿弖流為」にやられっぱなしなんですよ

明日会社に行くのに、何か、なんでもいいから吐き出さないと!
この高揚感を少しでも下げておかないと
多分一日持たないんですよ、途中で息切れしちゃいそうなんですよ!

それぐらい、さっきまでテンションやばかったです
いまも、まだちょっとおかしいですけど


ちなみに、この本買ったきっかけは…宝塚観劇の帰り、
日比谷シャンテに入っている八重洲ブックセンターで見かけまして…

そう!そもそも宝塚観劇直後のおかしいテンションで買ってたんですよね
いやぁ…怖いねぇ 演劇は怖いねぇ



ということで、本の紹介でもなんでもなく
ただ単に私の気持ちを落ち着けるだけに書いた記事ですが
本当にお勧めします、「阿弖流為」
脚本って、こんなに面白いものなの!?っていうくらい、面白いです

ついでに…これも私の不勉強なのですが
こちら、K.Nakashima Selectionということで
これまでに中島かずきさんが手掛けてきた脚本も
シリーズとして出版されているみたいです

…新たな沼の予感がビシビシしているのですが
もう、ここまで来たらとことん沈んでやるぜ!手始めに
最新刊の「No.9 不滅の旋律」行こうと思います

これはどうやらベートーベンの物語らしいのですが…私、基本的に
演劇観に行く時に下調べも予習もしない派なので(どうでもいいこだわり)
こちらも下調べしないで読みはじめる気満々です


ということで…ひょっとしたら近々、また似たような感じで
わあわあ喚いているかもしれませんが

まぁ…楽しかったんだろうな、と 大目に見て頂ければ幸いです
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
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