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ニコミュ「千本桜」について、書きたいことがありすぎる:⑥-1

海斗君ごめん
私は君のことを誤解していたよ


正直、⑤を書いてた時までは
海斗について語ることって、あんまり無いよなぁ?と思っていました

戦闘スキルは高いけど、まだまだ覚悟が足りない青二才で
後半は悩んでばっかりで何一つ決められなかったけど、それでも主人公だから最終的にいいとこ取りした、と
そんな風に思ってました

私は、ここで大きな勘違いをしていたんです
靑音海斗を語ろうとした場合、海斗だけ追ってちゃダメなんです
「桂木陸」と「鬼龍院曾良」
この2人の顛末とトータルで捉えなくてはいけなかったんです

陸、鬼龍院…いや、ここから先は曾良おじと書かせてください
それぞれと海斗を対比することで、劇後半の海斗の苦悩や心の流れが
よりはっきりしてきます

いやもう、本当に⑤を書いてた時の私は全然分かってなかった
謝罪の意味も込めて、今回のテーマは頑張って丁寧めに書いてみようかと思います
私のへたくそな文章でどこまで伝わるか分かりませんが、
もし気が向いたら、見てみてくださると幸いです

テーマ
⑥陸・海・空


ちなみに⑤は…今読み返すと死ぬほど恥ずかしいので消してしまいたいけど、自分への戒めと思って残しときます
うはぁ、あの時の自分をグーで殴りたい…

さて、これ長くなりそうなんで 2回に分けたいと思ってます
まずは、海斗と陸について

海斗にとって陸という存在は一体どういうものか?
神憑き特殊部隊に配属されて半年の部下、というのが表向きの設定ですが
もうひとつ、海斗視点から見ると 別の側面があります

それは“かつての自分”

海斗は、親を亡くしたのち曾良おじに育てられたため
彼を親のように慕っています 
また、軍人としての教育も曾良から受けているため、最も曾良の影響を受けている人間と言っていいでしょう

一方の陸も、鬼龍院中佐…つまり、曾良おじの口利きで神憑き特殊部隊に配属されており
そういったいきさつも含め、曾良に感謝と尊敬の念を抱いており
彼の信念に心酔し、最終的に憂国の志士として血判を連ねます


さて、これが ストーリーにどう影響するのか?

思い出してください、陸が影憑きになったときに
海斗がひたすら陸をかばい続けたことを

いくら自分の部下とはいえ、陸も軍人
影憑きと化したことは、彼にとって非常に不名誉なことで
鳴子の言うように、ここで倒すことが 自分たちの使命を遂行することにも
陸という人間の尊厳を守ることにもなります
それなのに、そんな鳴子の攻撃からも ひたすら陸をかばってしまった

なぜか?


初見時は、そんなことすらも分からないほど甘ちゃんなのか?と思っていましたが
…いや、そんなわけありませんよね あの曾良おじから軍人としての教育を受けている海斗です
おそらく、頭では分かっています それでも、どうしてもできなかったのでしょう

なぜか?


それは、陸が“本当は、こっちの方が正しいんじゃないか?”と思っている道を選んでいるからであり
なおかつ、曾良おじとの最後の繋がりだからです


どういうことか、ストーリーの順を追って説明します

陸が海斗を襲撃した際、陸が使用した得物が曾良のものと分かりました
ここで、海斗は 陸が曾良の思想に賛同したことと、
曾良が、陸に自分を襲撃させるよう仕向けたことを悟ります

この後、陸に状況を聞こうとしたところ 彼は既に影憑きと化しており
戦いに入るわけなんですが
ここでの陸は、海斗にとって 敵になってしまった元部下 ということとは別に
さっき挙げた2つの意味をもっています

1つ目
“本当は、こっちの方が正しいんじゃないか?”

これは、
曾良が心の底から国の行く末を憂い
最終的には軍規に反することも厭わず、自ら理想とする世界を掴もとするのに対し、
海斗は 曾良おじのやり方は自分の信念とは異なる、という考えを持ちながらも
それでは具体的にどうするべきなのか、曾良ほどはっきりとした意思や考えはまだ無く
「しかし…」と言うことしかできません

おそらく、ひと昔前の海斗だったら それこそ陸のように
自ら曾良おじの考えに賛同し、進んで血判を押したのではないかと思います

しかし、今の自分は あの頃の自分と違う考えを持ってしまった
とはいえ、曾良ほど強固な思想ではない
こんな頼りない今の自分の考え方は、本当に正しいのか?
正論にこだわっているだけでは、結局何もできないのではないか?
ここはやはり、かつてそうであったように、
今回も曾良おじについていくべきではないのか?
酔いに任せて鳴子に吐露した台詞から察するに
海斗の頭の中は、おそらくこういった葛藤でいっぱいだったのでしょう

そんな迷いの中、まさに“かつての自分”のような男が 自分を責めてくるわけです
海斗としては、非常に痛いところを突かれている状態であり、なおかつ
陸を倒すことは、上記のように“実は正しいかも知れない”選択肢を自ら否定することにもなるわけです


とはいえ、現実は待っていてくれません
結局、自分がモタモタしていたために 自分を庇った鳴子が重傷を負ってしまい
やむを得ず、陸を斬ります

そして、陸を斬ったということは
影憑きとはいえ、元部下を手にかけたということと同時に
結果として、曾良の思想に反したということになります

これが2つ目の意味、曾良おじとの最後の繋がり

結局、自分としては結論が出せないまま
曾良おじと完全に決別する道に進むわけです



さて、面白いのは ここまでの靑音海斗という男のものの考え方が
鬼龍院曾良という男と、とてもよく似ているということです
道を違えたとはいえ、ここまでの海斗のままでは
いずれは曾良と同じ轍を踏む可能性がありました

しかし、ここから先の展開で 海斗の中に、曾良とは決定的に異なる心情の変化が訪れます
それを…なんとか次回、書きたいと 思ってます
…書ける、のか?
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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