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ニコミュ「千本桜」について、書きたいことがありすぎる:⑤

※2015.2.28…「上弦の月」解釈について、これとは別に歌詞ベースで
        考えてみる記事も始めました。
        右メニュー「音楽劇「千本桜」感想関連の目次的なもの」
        ページの下の方にリンク貼ってます。
        あと、よかったら皆さんの解釈も教えいただけると
        嬉しいです。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2ちゃんねるに
「ニコミュ『千本桜』の出来が良すぎて失禁した」っていうスレッドが出来てて
やっと正当評価来た!ウヒョー!!となって読み進めていたら
驚いたことに、ウチのブログに触れてくださった方がいらっしゃいまして
我が目を疑いました
ありがとうございます

いやしかし、なにぶん、普段はミクのフィグマのスカートの中覗いて喜んでいるような奴が
思いついたようなことをだらだら書いているようなブログなので
なんか、本当に すごくすいません…(頭の悪い謝罪)

さて、音楽劇「千本桜」
本当に良い舞台で、公演が終了して1週間以上経過した今でも
頭の中で各シーンが巡るくらいに印象深いです

観劇した方の感想についても、掲示板やブログやらでまとまったものがどんどん出てきまして
読むたびに、自分の考察の甘さや、視野の狭さ、ひねくれ具合なども反省しました



そんな表向きの感想とは別に、なんーか、あの舞台を観終わった直後から今まで
ずっともやもやしているところがあるのです

それは
えーと、ものすごく低俗な感想なので…すごく言いにくいんですが

靑音海斗って奴、ちょっと…いや、かなりムカつきませんか?


というわけで、今回のテーマ
⑤靑音海斗をグーで殴りたい
(結局、事前予告守れてない)


ちなみに、今回はかなり個人的な見解のうえ
いわゆるカプ話みたいなことにもなりますんで
嫌いな方は、スルーしてください


さて、靑音海斗です

一応、今回の舞台はこいつが主役なんで(←いきなり“こいつ”呼ばわり!)
海斗について、いいこと言ってあげたりとか、萌え語りとかしてあげたいと思ってたんですが…

いや、格好いいっすよ
「千本桜」のイラストで見たときは、もっと性格悪くてチャラい奴かと思ってましたが
真面目で、実直で、自分に厳しく、しかし心根は優しく…いまどき珍しい硬派な主人公です



だからこそモヤモヤするんです 
特に鳴子・未来に対する態度について

細かいこと挙げるとキリがないですが、私的最大のモヤモヤポイントは
2幕目「上弦の月」~鳴子の目覚めと海斗の復活
ここの流れです

どんな流れかざっくり説明すると

父のように慕っていた鬼龍院が、自分を暗殺しようとしていたことや
部下の陸が影憑きになったのを止められず、殺してしまったこと
陸との戦いで自分が躊躇してしまったがために、鳴子に重傷を負わせてしまったことで
周囲からの励ましすら拒絶してしまうほど精神的に追い詰められていた海斗は、
未だ目を覚まさぬ鳴子の姿を見つめながら、上弦の月を歌う

いいシーンです、曲もとてもいいです
加藤さんの歌唱、切なさが溢れてすごくジンときます
…でも、なんかモヤモヤするんです ここ


なんというか
歌(歌詞)の熱量と、この時海斗のとった行動に落差がありすぎる
と思ってしまうんですよね

具体的にどこらへんかというと
まず、上弦の月を歌い終えて、鳴子のベット脇で
「俺、どうしたらいいんだろうな!」と言うシーン

この台詞聞いた時
…え?は??ちょ…おま!と思いませんでしたか?
少なくとも私は頭抱えそうになりました


この上弦の月って、歌詞の感じで
「今は秘めた恋心」の歌、と思ってたんです

歌詞に“雪”“椿”ってあったから、これは海斗と鳴子の歌なのだろうと
今は戦い続ける使命があるから、この恋は秘めなくてはいけないけど
いつかこれが終わったら…だからそれまで貴女には変わらずいてほしいとか、
そういうニュアンスの歌と思ってました

うん

でも

ここで海斗が「俺、どうしたら~」って言っちゃったもんだから
観ているこちら側としては???ですよ!

というのも、海斗が鳴子に対して
愛とか恋とか そういう能動的な想いを抱いている場合
どんなに苦しく迷っている時でも、せめてこれだけは…という意思はあるはずなんですよね

例えば、「せめて鳴子だけは守りたい」とかでもいいし
「今は使命のために秘めなければいけないけど、これが終わったら…」でもいい

で、私は「上弦の月」って、後者のニュアンスを含んだ歌かと思ってたんですけど
結局ここでは海斗は迷いっぱなし
それどころか、未だ目覚めぬ鳴子さんに悩みを丸投げです


いやいや、ここは 使命と愛情の板挟みで苦しんでいる心情を吐露したんだ!
という解釈もあるかもしれません

…でもなぁ、それだったら
あんなにがっちり鳴子の手を取れない筈なんですよねぇ

戦い続ける限り、常に彼女を危険にさらすという罪悪感があるはずですから
もっと迷い、堪え たとえ触れたとしても、もっと控え目…というか
我慢する筈なんですよ

それなのに、まったく躊躇することなく鳴子の手を取り、名を叫び…


うーん…


とりあえず、鳴子さんのことを心配しているのはよく分かりました
だがなぁ…、彼女に対する態度がなぁ 無神経というかなんというか…
遠慮が無さ過ぎる

たった一人の大事な女に対する態度じゃないんですよね、アレ



舞台では、このあと 鳴子さんが目を覚まして
海斗の問いに応えるように、自分が観た夢に自身の希望を乗せて語るというシーンがが続きます

鳴子の語りに耳を傾ける海斗の表情も声も、とても優しい
ぱっと見、2人の心が通った とてもよいシーンのようなんですが
直前の海斗の無神経さを思うと、ここもやっぱり「あかん!」と思っちゃうんですよね

ひたすら優しく相槌を打つのも 何も考えてなかったように見えるというか
こいつ本当に鳴子さんに丸投げしてたんか…!と思っちゃうんですよ
本当に、鳴子さんに対しての遠慮がなさすぎる

そんななんで、わたくしとしてはもう
「あんたもっとしっかりしなさい!」と
ここの海斗のあのツラをひっぱたきたい衝動に駆られるわけです



いや、私のこれ↑が言いがかりだっているのは 自分でもわかってるんです
ここでイライラする前に もっと早くから明らかになっているんです
こいつのダメなところが

1幕目、未来が海斗と暮らすことになった経緯を説明するところで
「俺も一人、お前も一人ぼっちだ どうだ、一緒に暮さないか?」
と海斗に言われたってエピソードで、もう答えは出てるんです


こいつ天然だって


なんか、いろいろ紛らわしいこと言ったりしたりする奴だって





…真面目で、公正で、女に惑わされず、周囲の人間にわけ隔てなく真摯に接して、誰も見捨てない
こういう主人公って、少年漫画でも青年漫画でも王道なんで
こういう批判は理不尽に思うかもしれませんが
私目線で見たらなぁ、やはり海斗はグーで殴られても文句言えないレベルだと思います

なにしろ、瀕死の重傷を負ってまで自分の身をかばった女も
わが身の危険を顧みず自分に語りかけてくれた少女も
最終的にすべて「友」で括ったわけですから、この男
無粋にもほどがある



非難覚悟で超個人的な願望を言わせていただければ
海斗は、最終的には鳴子にも未来にもこっぴどく振られてしまえばいいと思います







…ふぅ、3分の1くらいすっきりした
というアレで、やたら感じの悪い文章ですいませんでした


で 実際のところ、この舞台の恋愛事情ってどうなの?というと
ここで扱ってるストーリーがそもそもエピソード0みたいなもんなんで
明確には打ち出してないっていう印象ですね

鳴子は、恋愛の対象というよりは この段階では親友ポジなんでしょうな
私が上でギャアギャア言ってたあのあたりって、同性の相棒とか親友とかに置き換えると
ものすごくしっくり来るんですよね

普段は何を考えているかわからない、ふざけたような態度をとる奴が
主人公のピンチに、身体を張って助けに入って重傷を負う
何であそこで俺を助けたんだ!何で俺なんか…というところで
「俺は、お前なら俺の夢を託せると思ったんだ…」みたいな

これだと、あの海斗の無遠慮さもすっきりなんですよ

「上弦の月」のモヤモヤが残るんですが、これは、私個人としては
“(あるであろう)「千本桜」本編で海斗の心情を語るシーンで使われた曲で、
それがあまりにしっくりきて、海斗のイメージソングみたいにもなっているので
この舞台でも、海斗の心情を語るシーンで使われた“
という風に考えるのが妥当かな?と思ってます(作者の意向は別として、ですけど)


で、あと 結局この舞台のヒロインって誰なの?っていうところなんですが
やっぱりこれも同様に、明確には打ち出さず
今回登場した女子に、それぞれ幾分かずつヒロイン属性が振られてる感じですね
鳴子さんは、(上では親友と書きましたが)海斗への動機づけの役割
未来はストーリーの説明と、海斗を信じ救おうとする役割
鈴は、今回のストーリーのキーを引き出す役割
流歌は、本筋には絡みませんでしたが ムードメーカー的な役どころですかね

…うーん、なんというか
ここら辺の絶妙なバランス感覚が うまいというか、ずるいなぁと思ってしまいますね

ともかく、今回のストーリーで
海斗が極端に朴念仁なのも、鳴子との間柄があっさりしているのも、未来の行動が決め手にならなかったのも
本編の前日譚だから、何かを明示するような表現は徹底的に避けている
って解釈が妥当かなと思ってます


というか、あの男臭いストーリーに対して 恋愛絡みの話題を持ち出すことが
そもそも無粋なところですので
今回はこのへんで


いつものことですが、今回も完全に吐き出し系の内容になりました
もし、ここまで読んでくれてた人がいたら 本当にすいませんでした
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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