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「荒木飛呂彦の漫画術」読みました

これ、本屋で買ってすぐに 近くの喫茶店に入って読んでたんですが

私の隣のテーブルに座ったカップルが、よりによってオタップルで
まんがの話で盛り上がる彼らに割り込んで、この本勧めたい衝動を抑えるのが大変でした
いや、大袈裟でなく

や―…これすごいですよ、こんな本842円(税込)とかで出しちゃっていいの?


この「荒木飛呂彦の漫画術」は
「王道の漫画」を描くための「黄金の道」と銘打たれてます

「黄金の道」とは、「王道」を進むための「地図」のこと
このテーマを受けて、漫画の導入…最初の1ページをめくらせるためのテクニックから、
漫画の「基本四大構造」である”キャラクター”・”ストーリー”・”絵”・”世界観”と
それぞれの構造を繋ぐ”テーマ”の解説
更に、実践編としてアイディアやネーム、コマ割りの方法や
自身の作品を例に、短編の書き方もレクチャーしています

…と、目次を抜き書きしただけなら ほかの漫画教本と同じじゃね?と思われそうですが

これは、あの荒木飛呂彦が!
あの、『週刊少年ジャンプ』で長きに渡り連載し
なおかつ、現在もトップランナーとして漫画界に君臨しているあの荒木飛呂彦が
「手品師の種明かし」
「企業秘密」
「伝家の宝刀」とまで言っている内容が
ふんだんに盛り込まれた本です!

詰まっているものの重みが違います!

これは、”読んだ方がいい本”じゃないんです  ”読むべき本”なんです!

読了して喫茶店を出た帰り道でも
道行くひとりひとりにこの本の面白さと素晴しさを伝えたかったレベルです(不審!)

まんがを愛するみなさん!これは”読むべき本”ですよ!


え?でも私 ジョジョとかよく知らないし…とか思っている貴方!
別に、漫画家目指してるわけじゃないし…とか思っているあなた!
こういうのが面白いのって、古株のオタクだけでしょ?…とか思ってるそこのアナタ!

いいから読みなされ!
もう、先述のネガティブ要素を補ってあまりあるほどの発見と学びと喜びがありますって!
これ読んでない人は、人生損してますって!

何度でも言いますよ、これは”読むべき本”です!”読むべき本”ですよ!!




…ということで、いろんなところで話題沸騰の「荒木飛呂彦の漫画術」
私も、遅れ馳せながら読了いたしました
で、↑が 読み終わった直後の率直な感想…っていうか、ちょっとアレですね
私は少し落ち着いた方がいい

いや、しかし読了直後の興奮から大分クールダウンした今でも
改めてこの本はすげえと思ってます

上述のとおり、「王道漫画」を描くための「黄金の道」として
数々の要素がきちんと整理・体系化されていることに加え
各要素に対する具体的なメソッドも、主に自身の作品と体験を例に、超具体的に解説され
非常に内容が充実しているわけなんですが

なによりすごいのが、文章が素晴しくお上手なところ

正直、ジョジョどころか、漫画家という職業にすら
曖昧な知識と、ぼんやりとしたイメージしか持ってない私でも
この本の内容は、まるで美味しい水でも読んでいるかのように
ゴクゴクいけて、しかもすうっと自分の中に沁みてくる

本書で扱っている理論やメソッドが、長い漫画家生活の中で極限まで蒸留されていることや
章立てが非常に明快で、話の流れに淀みがないこと
使われている事例・取り上げられているエピソードが、既に荒木飛呂彦という
超高性能なフィルターを通して我々に提供されているということもあるのでしょうが

それ以上に、荒木飛呂彦という人間の、
”人に伝える”意識の高さをビシビシと感じます

私は漫画家になるような人間ではないので
この本は、「王道」を進むための「地図」として見ることは無いのですが

それでも、私は私なりの見方で
今後もこの本を「地図」としていくでしょう


…というわけで、荒木先生
私は、先生の意図とは少し違うところもあるかも知れませんが
勝手にいろいろ受け取りましたよ!
受け取りましたとも!!

改めまして、このような良書を世に出していただき
ありがとうございました
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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