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「上弦の月」に、ああだこうだ言いたい⑥

気付けばもう2月も最終日じゃないですか
もういくつ寝ると、千本桜3巻発売日…

事前情報をちらちらとチェックしてるんですが
今回は本当に、鳴子さんメインの話みたいで
なんか、いろいろイベントありそうじゃないですか
なんか彼女の宿命も明らかになるって…え、宿命!?
ええ、これはひょっとしたら、話が大分進むのかなぁ

…あーこれは妄想を…妄想を急がないと!
今の私の妄想は、小説が出てしまうと、多分きっと出しにくくなる…


と、焦ったところで急に頭がよくなるわけでもなく
記事を書く手が早くなるわけでもなく
文章が上手くなるわけでもなく…

…今回も、意地と意地だけが頼りの通常運行です


■間奏からのサビ

激しくも切ないギターソロ、
まるで慟哭しているかのようです
まさに”終わらない雨”ですね

直前の歌詞が”託していくなら~”というところから
往く人の背中を見送ることしかできないという悲しみや、
自分の不甲斐なさを嘆いているようにも思えます

で、泣きながらサビに入ります


”終わらない雨の中で抱きしめて
 貴方が答えを探しているのなら”


1番のサビと同じく、終わらない雨の中で
貴方という人を抱きしめてるわけなんですが
ここで妙なのが、”探しているのなら”

…これ、1番じゃ”隠しているのなら”じゃなかったっけ?
”隠している”と”探している”じゃあ
ずいぶん様子が違うように思いますが?

うーん、分からない場合は
とりあえず、先に進みましょう


”雪椿 紅く染まる花びらに
 今宵を預けて迷い続けた”


また登場しました、”雪椿”
”雪椿”という品種もありますが、これは先の歌詞にも登場した”雪の椿”
おそらく、雪の中咲き誇る椿の姿のことを言っているのでしょう

ここで妙なのは
”紅く染まる花びらに”

…”染まる”って何だ?

この”染まる”の解釈、人によって違うと思うんですが
私は例によって捻くれてるほうなんで、ちょっとイヤな意味に
見えちゃうんですよね…

ここは、千本桜の設定を乗せた段階で
もう一回考えたいと思います


で、大事なのはここ
”今宵を預けて迷い続けた”

”宵”とは、日暮れから夜中までの時間を指す言葉です
これまで何度か書いてきましたが
彼が悩んでいる今の状態も、歌詞の中で暗に”夜”と示されています

”今宵を預けて”というのは、主人公の今のこの辛さを
”雪椿”…恐らく、2番Aメロで”頬の紅を崩していた”人に委ねて
悩み続けている状況なのでしょう


…さて、歌のタイトルにもなっている「上弦の月」ですが
12時にのぼり24時に沈むため、夕方や夜浅くに見やすいようです(ウィキペディアより)
”今宵”というのは恐らく、空に上弦の月が上っている間のことを
言っているのだとも思われます

①で、”雲に消えた 傘も無いのに”という歌詞を
突然の別れのことを言っているのではないか?と考えていたのですが
この歌詞からするに、まだ上弦の月は空に浮かんでいる…

ということは、”雲に消えた”は、別れてしまった、というよりは
主人公にとっては、本当はそこにあるはずなにに、
”見えなくなった””分からなくなった”という意味の方が近そうですね


そして最後の”迷い続けた”
この”夜”が、悩み続けている今の状態だとしたら
”朝”は、本来ならば彼の決断ひとつで迎えられる筈です
けれど、彼は”迷い続けた”

どうして結論が出せないのか?

その理由が、⑤でもちょっと書きましたが
今の自分の在りようや、椿が落ちてしまうかも知れないことを
恐れてのことだと考えています

そして、”夜”を続けることによって
上弦の月が空に浮かんでいる状態を少しでもキープしたいという思いもありそうです
1番のサビの歌詞”変わらない声でどうか囁いて”というのも
こういった意味合いなのかもしれません


さて、これを踏まえて、先ほどの
”貴方が答えを探しているのなら”を振り返ってみると

ここの歌詞の流れ、”答えを探しているのなら”から
雪椿に委ねて、迷い続けている…つまり保留にしちゃっています

歌詞では”貴方”と歌っていますが、話の展開のしかたを見ると
むしろ、今の主人公自身の状態のように見えます

ここは、”~なら~”という言い方をしていますが
どちらかというと、”貴方”という人に
主人公の願望が乗っているのでしょう

最後、椿に例えた女性に”今宵を預けて”と歌ってはいますが
それでも、本当に本当の悩みについては、きっと彼ひとりで抱えてしまっているのでしょう
ここは、そういったどうにもならない状態と心情を表しているのだと思います


■全体の印象

ということで、なんとか歌詞を全部攫ってみたわけなんですが
…正しく拾えているかどうかは別として
とにかく伏線や、二重・三重の意味に捉えらる様な仕掛けがたくさんあり
やたら複雑な歌だな、という感じです

また、①で”たられば”と願望ばっかりで、結論を出さない歌と書きましたが、
その理由も、ぼんやりですが示されていますね
彼は、結論を出さないことで、守っているものがありそうです
それは恐らく椿であり、自分自身でもあるのでしょう

しかしそれに反して、未来(みらい)を望む気持ちもある…



…さてさて、折角ここまで来たんですから
次はいよいよ、千本桜の基本設定を乗っけて
もうちょっと突っ込んで、歌詞の解釈を考えてみたいと思います

とくに、これまでで最大級の謎である
・貴方とは誰か?
・上弦の月とは何か?
ここにどこまで迫れるか…!

なんとか、小説の3巻が出るまでに
ここまでは進みたいなぁ…
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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