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「上弦の月」に、ああだこうだ言いたい②

無知と無謀、意地と自己満足、ついでに恥知らず
一歩踏み出し、歩み続けるために必要なのは
この5つだと思っています

…というごたくを並べて、性懲りもなく続けます、
「上弦の月」歌詞解釈…にも満たない妄言、第2回目(誰も待ってない)


前回、ざっくり立てたプランは
1.歌そのものがどんな内容かを見る
2.そこに、「千本桜」の設定を乗せたらどう解釈できるか考える
3.更に、そこから派生した作品群をどう解釈するか

最終的に私が目指すのは風雅なおとさん歌唱バージョンの感想なので
1.2.を経て、3.で音楽劇(加藤和樹版)のイメージなども込みで
印象を語りたいと思ってます

風雅さんは「音楽劇…」と関係無いじゃん!と言われそうですが
私自身が、この「上弦の月」という曲を、「音楽劇 千本桜」上で
初めて聴いたので、どうしてもこの曲に関連する事項のイメージのベースが
音楽劇のストーリー、および加藤和樹さん歌唱バージョンになっちゃうんですよね

アレです、
初めて見たガンダムシリーズ作品が、その人にとってのガンダムであるように
初めて聴いた「上弦の月」が、私にとっての「上弦の月」なわけです
こればっかりは、もうどうしようもないですよね


…ああ、また前置きが長くなってしまった
では、ここからはまた、スーパー自己満足タイムです
今回は、サビまで行ける…のか?


■前回(1番Aメロ)の続き

1番のBメロからスタートしていきます
ずいぶん中途半端なところで切ってしまっていたもんです…


”朝がきてそれが春の霜解(しもど)けの様に
 凍てついた恋がいつか 熱く流れるならば”


Aメロでは自分の心情や出来事を語っていましたが
Bメロに入って、仮定の話になってきます

これまでの歌詞で
”花道を薄く照らして”
”艶やかな上弦の月”
というように、夜の情景が続いていましたが
ここで、”朝”という言葉が使われたことで
歌の情景に光が射し込みます

さらに”春””霜解け”という単語が入ってきますので
光と共に、ぬくもりが生まれます

”春の霜解けの様に”という表現から
冷たい氷の柱が、暖かさとともにふわっと消える…
何かしらの問題(?)が、跡形もなく消えていく様を連想します
加えて、”霜解け”には”仲良くなる”という意味もあるので
ここだけで、明るい未来や希望のイメージがわいてきますし

これと対比することで、朝が来る前
つまり今(Aメロの時間軸)はとても寒い(しかも暗い)という状況が
改めて浮き彫りにされます


”凍てついた恋がいつか 熱く流れるならば”

まず一番に目を引くのが”恋”ですね
この単語が入ることで、この主人公に一気に血が通いますし
なにより、やっぱり”恋”っていうのはキラーワードで
聴いているこちらのテンションも上がっちゃうんですよね、どうしても

ただ、面白いのがこの直前に”凍てついた”という言葉が付いていること
状況としては、閉ざしている・秘めている、ことだと思うんですが
”凍てついた”という表現を使うことで、大事にしまっているというよりは
無視して放置している、粗末にしている…もっといえば禁じている
といったニュアンスが発生します

”凍てついた恋”
冒頭の”花道を薄く照らして”をどう解釈するかと
あとはちょっとフライングで、「千本桜」における靑音海斗の設定の話も入ってくるんですが…
自らの公務か、使命か、はたまたなにがしかの目的のために
”恋”を含む自分の個人的な感情や願望などを禁じている様を
この一言で表しているものだと思います

”熱く流れるならば”
先の”霜解け”と”凍てついた”という単語
なにより”恋”という単語で上がった温度を受けています

既に”恋”だけで温度(テンションン)が上がってるんですが
”熱く”という単語を使っていることで、その熱がこちらの想像以上であることが示されますし
これとの対比で、”凍てついた”がどれだけガチガチなのかということも想像できます

また、溶けるイメージに使われている言葉が”霜解け”なので
じわじわ溶けるというよりは、ふわっと・一気にというイメージです
自分の中で固く禁じていた感情が、怒涛のように溢れる感じですかね

もちろん、”いつか~ならば”の文なので
朝も、春も、熱く流れるのも、あくまで仮定の話なのですが
それを気付かせる間も無いほど一気に気持ちを盛り上げて、
怒涛のごとくサビに入ります


■怒涛のサビ1

さあ、最初の難関ですね
このへんから、一気に分かりにくくなってきます


”終わらない雨の中で抱きしめて
 貴方が答えを隠しているのなら”


”終わらない雨”は、Aメロの”雲に消えた””傘”、
およびBメロの”凍てついた恋が熱く流れる”を受けてそうですね

”雲に消えた”については、直前の”上弦の月”と併せて
恐らく大事な存在との突然の別れを示唆していると思われます

また、”雨”というのは、直前の、熱く流れた恋を連想させます
”雲に消えた”=別れと考えるならば、それに対する悲しみの涙ともとることができます
”終わらない”ということは、その涙が永久に続くこと…?
ということは、”雲に消えた””終わらない雨”では、
永久の別れと終わらない悲しみを示唆しているのかも知れません

しかも”雨の中で”については、Aメロで”傘もないのに”とありますので
雨をじゃぶじゃぶ浴びっぱなしです
これも、主人公が自分の涙を抑えること無く
自分の感情を偽らず、ストレートに出しているということなんでしょう

で、”抱きしめて”なんですが…
自分を抱きしめてくれ!の抱きしめてなのか
自分が抱きしめたとしたら…の抱きしめてなのか、どっちなんでしょう?
これまでの流れからすると、後者の意味と思うんですが…
もしくは、前者と後者・両方を含んでいるのかも

で、この抱きしめる(抱きしめてほしい?)相手っていうのが
恐らくこの続き

”貴方が答えを隠しているのなら”

歌詞的には新しい登場人物が現れた感じですが
唐突感は無いですね

この”貴方”っていうのは
恐らく、”凍てついた恋”の相手と思われますし
”上弦の月”に比喩された人だと思われますし
さっきの”抱きしめて~”にかかわる人になると思われます

…あれ?でも”上弦の月”は雲に消えちゃったんじゃなかったっけ?

てことは、この”貴方”はやっぱり上弦の月とは別なのか?
それとも”雲に消えた”の消え方に何かあるのか?


…とりあえず、続きに行きましょう
”答えを隠しているのなら”

”答え”というからには、問いがあるということ
ここまでで問題に該当するところと言えば…
やっぱり”花道を薄く照らして~”のところ?
それとも、そもそも現在が暗くて寒い夜であること??
はたまた、月が雲に隠れた理由???

うーん、ここは…
Bメロ・サビの頭が仮定(願望?)の話であることから
過去の自分の行いや、現在の停滞した状態から
自分が何を為すべきかということか

もしくは、上弦の月が雲に隠れた
…つまり貴方(かもしれない誰か)が突然いなくなった(?)理由か

どっちども取れますし、両方かもしれませんし
また別の問題かもしれませんし…

…ああ、いや、もう、今の私にはこれが限界です
ここで立ち止まってても埒があかないので
続き行きましょう


”変わらない声でどうか囁いて
 壊れた心をせめて包んで”


”変わらない声”の
”変わらない”っていうのは、月が雲に消える前からのことなのか
朝がきてからのことなのか…ここら辺曖昧ですけど
”声”と言っているあたり、貴方にあたる人の
姿形や、性質などは変わってしまっている可能性があるということでしょうか
ということは、”雲に消えた”は単純な”消えた”ではない?

そうなると、ちょっと前の”答えを隠しているのなら”の
”隠している”のニュアンスも気になってきます
”隠す”には、意地悪で敢えて答えを見せないニュアンスの可能性も
”貴方”自身も答えをもっている自覚が無い可能性もあるかと思ってたんですが…
…さて、真相はどうなのやら

”壊れた心”っていうのは、
先に”凍てついた恋””終わらない雨”とありますので、
現在の自分の感情を閉ざしている状態のことと
それを抜けて、感情が溢れだしている状態
どっちともとれますし、両方とも言えそうですね

”どうか囁いて”
”せめて包んで”
どちらも、優しく受け止めてもらいたいという表現です
直前に”どうか””せめて”と付いているあたり
かなり切実な願いのようですが…

どうにも、”せめて”に、若干諦めのニュアンスも見えるんですよねぇ
これは、”雲に消えた”がどういう性質のものかにも関わってくると思うんですが…

…このへんは、「千本桜」の設定を乗せてから考えるのがよさそうですね



…という
とっとりあえず、これで1番終了なんですが
なんだか分かったような分からんような…

とりあえず、歌の主人公(靑音海斗)がすっげえ面倒な奴だと言うことは
ここまでで痛いほど身に沁みました
2番目以降はさらにしんどくなりそうだなぁ…


それにしても、自分も一応文系学科卒なんですが、
詩的な素養が全く無いもので(詩・俳句等がことごとくダメ)
すげえヘビーな作業です、歌詞解釈って…

調べてみたら、ボカロ歌詞解釈ばっかり扱っているブログとか
各自の解釈を持ち寄っているようなサイトとかもあったりして
…皆すげえ、すげえよ
もっとちゃんと探せば、こういうちゃんとした人の解釈とか
見つかるのかなぁ…




いやいや、でもこれは私の自己満足だから
とりあえず、気の済むまでやってみよう、やってみるんだ!(決意)

…ということで、まだまだこんな見苦しいアレコレが続く予定です

もしここまで読んでくださっている方いらっしゃいましたら
なんかすいません、ありがとうございました
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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