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鎧武10話…個人的な鎧武の見方と、これからに期待すること

うーん…なんか感想書きにくい回だなぁ…

いや、喧嘩売ってるつもりは無いんですが
なんと言いますか…ストーリー展開として、一応理に叶ってないくはないんですけど
でもなんか、お話の設定とか、各登場人部の言動とかに
「え?これでいいの??」と思うところが多くて
なんか…なんかなんだぜ

とはいえ、あまり細部に拘ってしまうと、
仮面ライダー鎧武という作品がやろうとしていることを
見落としてしまいそうな気もするので、
ここは敢えて大掴みで見ていった方がいいのかも…


↑と、いろいろぐちゃぐちゃ言ってますが
とにかく、どうもこの回は段取り芝居的というかなんというか
あまりピンとくる感じが無くて、この話を土台に何か書くっていうのが
すごく難しい…
いつもなら、基本的には自分の感想書いてから
他のサイト様の感想見て回るんですが(自分、影響受けやすいんで)
今回は、いろんなサイトさんの感想見てもなんか、
この話ならでは!という事象が見えなくて…

…と言うアレで、今回は11話の感想というよりは、
私自身、仮面ライダー鎧武という作品をどういう作品だと捉えているか、
そしてこれから先の展開で何を期待するかについて書いてみます

いつも以上にひとりよがりな妄想妄言になりそうですが
気が向かれたら、お付き合いください


■ここまで鎧武を見てきた印象

これまでの話を見てきた印象としては、
子供向けの体をとっているが、かなり尖ったところのある
作品だなと思っています

これは、これまでの私の感想でもちょいちょい触れてきたんですが
・仕事とは何か
・大人であるとはどういうことか
・自分を信じることVS皆で助け合うこと
・プロとアマチュアの違い
…などなど、視聴者である我々が抱える問題に踏み込むような
結構、厳しめのテーマを内包しようとしているような向きが
感じられるんですよねぇ

そして、扱っているテーマの内容からして、
中高生以上…大学生や社会人もターゲットにしている作品と思われます

ただ、それにしては弱いのが
・キャラクター達の行動原理や一貫性が低い
 または、時折、不自然に知能指数が低いなど
・ビートライダーズ達が行っているゲームの設定など
 (状況によって色々ブレる)

一貫性が低いとういのは
例えば、主人公の紘汰が回によってチーム抜けようとしてたり
チームの中心に立って進めようとしてたり
助っ人という体で入ってる今も、なんだかんだ言って仕切ってたりと
なんかこう、立ち位置が毎回毎回ぶれているように感じること

また、不自然に知能指数が低いというのは
チーム鎧武なら、裕也君のことが、いつも忘れられている
(ポイントになる回の時だけ、彼の名が浮上してくる)ことや
戒斗が、ひたすら自分の考える”勝ち””力”というものに拘って
黒影・グリドンの謀反を受けるとか(見通しが甘い)
今回のように、インベスとのバトル中にヘルヘイムの森に行くなど
気位の低い、小物のような行動をとること
あとは、貴虎が、ビートライダーズにかかわる報告を一切受けない
シドからの忠告も、一切聞き入れないということ…など

ビートライダーズ達が行っているゲームの設定のところも
今回なら、「ロックシードを多く集めた者が勝ち」という
ぽっと出しのあのゲームに、誰も疑問を差し挟まないということや
光実とシドとの交渉についても、あんなに突っ込みどころがあったのに
あの場に居た誰も口を差し挟まないとか、

↑なんか、文句ばっかりになってしまいましたが
凄く、アラが目立つ感じなんですよね
このバランスの悪さが、とにかく毎回ひっかかる

■鎧武という作品の作りを、どう捉えるか

で、このバランスの悪さをどう考えるか
いち視聴者として、どう捉えようかと考えた時、ふと思ったのが
冒頭にもちょっと書いたとおり、
このライダーは、キャラや設定という観点でなく
構造とか流れとか、そういう大きな掴み方で見る作品ではないか?ということ

これは、あくまでいち素人、いちいオタクの考えですが
この仮面ライダー鎧武という作品における登場人物は
キャラクターというより、”属性・役割”のウェイトが高いのではないかと
思ってます

例えば、戒斗なら
・力と勝利に執着する属性
・主人公と対立する信念を提示する役割
光実なら
・自己犠牲属性(他人も自分も欺く)
・頭脳労働する役割、なおかつ視聴者のミスリード※を誘う役割
※ユグドラ側(特に貴虎)の印象操作
貴虎なら
・自己犠牲属性(責任をひとりで抱え込む)
・ヘルヘイムの森、ライダーバトルの危険性を認識させる役割(今のところ)
みたいな感じかと…
(↑ちなみに、これはあくまで例示用に超絶おおざっぱに分類してます
 そこはご了承ください)

なので、この属性・役割が上手く発現しているときはいいのですが
状況によっては近視眼的な行動に陥ったり
また、自分の役割があんまり関係しない展開においては
ほぼ何の反応もしない

例えば戒斗なら
「自分を信じろ」って言って子供を助けたところでは光っていたのに
今回なら、戦いの最中にいち早くヘルヘイムの森に向かうような行動になったり

また、新ゲームに乗っかったり、シドへの交渉シーンでは
なにもかも(作品上では)頭脳労働担当の光実にまかせっきりで、何もしないとか

なんと言いますか、こう…
プログラミングにおける、プログラムとデータ(レコード)の関係みたいな感じで
例えば、条件分岐などで該当するところがあれば、それに反応して作用が起こるけれど
そうでなければそのまま流れて特に何もしない…というような…


…うーん、うまく説明できてないのですが
どうもストーリ―の流れとと登場人物の関係が
ストーリー:主、登場人物:従、という風に見えまして

でもって、各登場人物それぞれも、血が通った人間というよりは
基本動作はこう、特定の事象にはこう反応する!と
事前にプログラミングされているような
基本的に与えられた設定以上のことはしない、というような
そういう印象を受けるんです(説明下手ですいません)

…と、こういう印象があるので、個人的には
登場人物の誰かに感情移入して見るタイプの作品
登場人物の心情を掴んで見ていく作品というより
ちょっと引いて、作品全体の流れを見る
この作品が、一体何をしようとしているのかを、全体の流れで掴む
っていうのが、鎧武の見方かな~と思ってます、今のところ

■これから期待すること

…とはいえ、こういう
ストーリー:主・キャラクター:従、という関係性であったり
そのために、各キャラクターの言動に不自然さが出てくるところなんかも
実は結構、自覚的に作られてるんじゃないか?っていう気もするんですよね

キャラクターを属性で分類したり(ツンデレとか、天然とか、腹黒とか)
立ち位置や役割がどういうところか見極めようとするのって
私を含め、こういった作品群をそれなりに見てきた人間、
それなりに”分かってる”と思っている人間が
陥りやすいところなんじゃないかと思います

なので、現時点におけるキャラクター造形や、作劇の構造そのものが、
そもそも我々に対する巨大な皮肉であるという可能性もあると思ってます

なにしろ、先述したとおり
この作品、かなり厳しいテーマを突っ込んでいる、相当尖った作品だと思われるので
これくらいキツい毒を含んでいても、そんなに不思議じゃない

今、こうして仮面ライダー鎧武を見てあれこれ言っている我々は
実は知らず知らずのうちに、鎧武の作り手からの挑戦状を受けている
いや、実はもう作り手の術中に嵌まっているかもしれない…?
…というのは考えすぎでしょうかね


そして、ここからは今後の展開に対する妄想なんですが
今後、作中でも各登場人物達が自分たちの”属性”や”役割”の不自然さに気付いて
これまで与えられていた枠からはみ出すような行動を取り始める…という展開が
あるかもしれないんじゃ無いかと…

なにしろ1年スパンの作品ですからね
作品と登場人物の関係性がダイナミックに入れ替わる可能性だって十分にあり得ます

それと同時に、我々が作品に仕込まれた毒に
どんどん気付かされる展開になるかもしれないという恐れも、十分にあり得ると思ってます


と、今後の展開や、作り手の腹がまだまだ読めない「仮面ライダー鎧武」
それでも、力の続く限り追ってみようと思います



…以上、妄言でした
うん、今読み返してみて、自分でも思ってた以上に痛い妄言だった
でも、これが今の私の鎧武の見方と期待です…なんか中二くさいけど

とりあえず、自分としては、書き出せてすっきりしてます
また来週から新しい気持ちで鎧武が観れそうです

もしここまで読んでくれた方、いらっしゃいましたら
ありがとうございました
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
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