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鎧武8話…戒斗の話なんですが、どちらかというと光実周辺の方がヤバいと思う回

今回の感想、戒斗の過去とか舞との触れ合い(?)とか
マンゴーアームズとか、いろんなイベントがあったわけなんですが
なんか…なんかそれよりも引っ掛かるところがいろいろとあったので
そっちを中心に書いてみようかと思います

かなりひねくれた感想になりそうですが、そこはご容赦ください


■戒斗と舞、ふたりの過去と現状の悲しさ

さて、今回は、これまで謎に包まれていた(?)戒斗の過去について触れられます
(…いろいろと突っ込みたいところはありますが、そこはぐっと堪えて)
どうやら戒斗の家は、ユグドラシルコーポレーションによって父親の工場を潰され
それによってユグドラシルコーポレーションに対する憎しみを抱くとともに
「強さ」というものに執着するようになる
戒斗の言う強さとは、「勝利し、奪ってこそ」

舞も同様に、ユグドラシルコーポレーションが沢芽市に来たことによって
街や、自分の生活が変えられてしまったことを悲しんでいました
しかし、彼女は辛いこと・悲しいことに折り合いをつけて元気に生きたい、
そして、それを人に分け与えたい、それが「強さ」と考えていると語りました

…と、ここだけ抜き出すと戒斗の強さっていうのが傲慢な強さで
舞の強さというのが、慈愛に満ちた強さ、だから戒斗も…と言いたくなるんですが
ちょっと引いてみると、なんだかんだ言ってもこの二人の信念の結果行っていることが、
憎むべき(?)敵であるユグドラシルコーポレーションから提供されているゲームによって
ルールを支配されているという構図でありまして…なんだかなぁ…

結局、敵の手の内で踊っているというのが今の二人の現実なんですが
本人たちが、まだそこんところに気付いて無さそうなのも嫌な感じです

ストリートダンスやインベスゲームにユグドラシルコーポレーションが関わってるって
おそらく、まだ作中人物の方には明かされてないんですよね?
…ってことは、その謎に今一番近いのは、身内がユグドラ関係者の光実…
…うわぁ、嫌な予感しかしない

ここで光実がどう動くかが、今後のドラマ展開の鍵になりそうですね
いやしかし、本当に嫌な予感しかしない…

■貴虎と光実、妙に歪んだ兄弟関係

この兄弟の現実も、大分見えてきた感じですね
貴虎は、シドからわざわざ、スイカロックシード盗んだのが弟なんじゃないか?と言われても
「ありえん!」のひとこと

逆に、光実は光実で、そんな兄の考えを熟知してか
錠前は自分が盗んだと兄に言うつもりだ、と言いながらも
兄の性格からして「シドっていう錠前ディーラーにそそのかされた、って言ったほうがよっぽど納得する」と
逆に、シドに交渉をもちかけます

…なんかこれ、光実のしたたかさがどうこうというより
この構図自体がかなり嫌な感じですよね

貴虎は、身内に甘いというより、やはり”子供”全般を見下しかなり甘くみているのだと思います
”子供”を甘く見ているっていうのは、”大人”の方が上、支配する立場で
”子供”がやることなど、”大人”がどうにでもできる範囲だと思っている…っていう感じかと
だからこそ、ドライバーを渡す範囲を子供(御しやすい範囲)にしようとするし
自分の庇護下(支配下)にいる光実が裏切るなんて
夢にも思わないのだと思います

とすると、逆に、光実っていうのは
子供世代、特に、俗に言う”いい子”というのを表した登場人物じゃないかと思うわけで…

光実は、
兄からの、自分の将来に対する期待というのをよく分かっているからこそ、
それに添うために真面目に勉強し
兄からの、自分という人間の人格(?)に対する期待(思い込み?)をよくわかっているからこそ、
それに添うために従順な弟を演じている
ここらへん、兄を親に替えると、よりしっくりくる感じしませんか?
現状の貴虎と光実の関係って、ライダーを見ている子供の親世代に対しての…
というか、子供に対し素直さとか純真さとか(それゆえの騙されやすさとか)
そういうのを期待してしまっている人間すべてに対する、強烈な皮肉なんじゃないかと思うわけで

そしてある意味、ライダーの玩具を提供するメーカーや
ライダー自体を提供する自分たちへの皮肉もあるんじゃないか?
…っていうのは考えすぎかなー

で、この兄弟の構図もアレなんですが
光実の今の状況っていうのが、見ていると本当に苦しくて苦しくて
兄(家族)と、チーム鎧武(仲間)と
両方に対して繕うためには、両方を欺き続けなければいけない
特に、チーム鎧武のように、本来なら本当になれる場所として入った場所居続ける為に
その仲間を、ひいては自分を欺きつづけないといけないっていうのが
なんかもう…じりじりしてて嫌ですね

この光実の状況について、嫌な見かたすると
(いつかは自立したいと言ってはいるものの)やはり”子供”で居続けようとすると
こんなに生きにくいんだぞ!ということを言われているようで
なんかもう…いや!いやいや、これは考え過ぎですよね
考えすぎ考えすぎ、もうここらでやめておこう…

■お遊びライダーがお仕事ライダーに?

今回、ヘルヘイムから戻って来た戒斗と舞を見て
はぐれインベス(?)が居るかもしれない…という光実の指摘通り
実際、街の人々がインベスに襲われるという事態が起こっていそうです

それを受け、次回はとうとう
鎧武の力で沢芽市を守る、という展開になりそうです

…となると、これまでのライダーバトルというのは
ダンスチーム抗争のためのゲーム…つまり
インベスゲームの一環という、あくまで遊びの位置づけだったわけですが
ここにきて、とうとう”仕事”という性格を持ってきます

何故、ボランティアではなく”仕事”と言うかというと
これは、以前のお姉さんから紘汰への説教
「仕事というのは、知らない誰かの役に立つこと」っていうのがあるからですね
対価こそ発生しませんが、この定義にはばっちり当てはまります
なので、作中の定義として、これまでお遊びだったライダーが
次回でとうとうお仕事になると解釈していいかなー、と…

さて、ここで気になるのが前回との話のつながり

前回、ピエールは”プロ”と”アマチュア”の違いについて強いこだわりと持っていましたが
”アマチュア”っていうのが、”遊び”(いままでのライダーバトル)
”プロ”っていうのが、”仕事”(これからのライダーバトル)
ものすごく乱暴ですが、このようにも言い換えることができると思います

ですので、ここで気になるのがまず
紘汰や光実に、恐らくまだライダーバトルに”仕事”という意識が無いということ
あくまで、”遊び”としてのライダーバトルの感覚のまま
”仕事”としてのライダーバトルに突入してしまうのではないかと…
…ああ、だからこそメロンが再登場するんですかね

と、もうひとつ気になっているのが
この仮面ライダー鎧武という作品では、”アマチュア”側の人間が主役であるということ
…というのも、いま現在ライダーを作っている人たちって”プロ”なので
この作中人物に例えると、ユグドラ側であったりピエールであったり、
大人の立場の人たちに当てはまるのではないかと思います
そうすると、前回のネット投稿のくだりでも言われていた通り、
この作品で主人公側に設定されている人物達って、
この”プロ”っていうのを脅かしかねない”アマチュア”という存在なわけですよね?

それでも、これまでは、”アマチュア”の本人たちがあくまで”遊び”と思ってやっていましたが
次回、とうとうこの”アマチュア”達が、恐らく無自覚なまま”プロ”の世界に足を掛ける
じゃあそんな時、この”アマチュア”に対して、”プロ”側から一体どんな回答が出てくるのかと
非常に気になります


という…なんか、考えすぎというかひねくれすぎな感じもしますが
とにかくこの鎧武って作品、いろいろと想起させれられることが多すぎて
毎度毎度、ひとりで勝手にヒヤヒヤしています
こんなんで、私、1年も持つのだろうか…

ともかく、ここまでお付き合いいただきありがとうございました
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きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
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