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キルラキル7話…皐月様のこれまでとこれからについて考えてみた その2

その2.「服を着た豚ども!」は自嘲?皐月の孤独と流子の存在

さて今回は、前回の”その1”で考えたことをベースに
皐月と言う人物が現在置かれている状況について考え(妄想)、そのうえで
今後の展開を予想(妄想)してみたいと思います

妄想ばっかり

①皐月も、実はシステムの中の人間である?

流子とマコの戦いの際、皐月が放った言葉
「成功は欲望を生み、欲望は破滅を呼ぶ
 だが一度快楽を知ればもう抜けられん、私が作った学園の虜となる
 奴らこそ、服を着た豚 力で屈服させるしかない豚どもだ!」

この台詞、最初は得意満面の(?)笑顔で語っていますが
キメの「力で屈服させるしかない豚どもだ!」では、笑みはなく
怒りをあらわにした形相になっています

これは、彼女が豚である生徒をを見下しているということでしょうか?
…それだけでしょうか

彼女が見下す豚がこうして出来上がったのは、たった今語った通り
皐月作ったシステムの虜となったため
ある意味、皐月がわざわざ豚を量産したとも言えます

しかも、その中で今回の流子・マコのように
システムに呑みこまれない、何かを捨てる覚悟のある人間を認めている(と思われる)
これはどういうことなのでしょう

実はこの言葉、皐月の自身への自嘲も含まれているのではないかと考えます

ここで、一旦話が逸れますが
流子は皐月のことを「鬼龍院」と呼び
他の人物は、皐月を「皐月様」と呼びます(執事の揃さんだけは違いますが)

…流子の「鬼龍院」呼び、これは
流子としては単に、親しくない人間を苗字で呼んでいるだけだと思われます

それに対し、他の人物が「皐月様」と名前で呼ぶのは何故か
主な理由として、それは理事長であるお母様と区別するためであると考えます
(四天王ほど近しい間柄なら、それだけではないかもしれませんが)

これはつまり、彼女は鬼龍院家という大きなシステムの中の一員であることを
示しています

思い返せばOP
学園の塔(?)の上に立つ皐月、その学園を囲むように包む、人の形のような赤い網
彼女は、人の形が連なった網の中に居ます
あの網が人々を支配するシステムの暗喩であるとしたら
学園を支配している筈の皐月は、何故網の中にいるのか
これも、彼女がやはりシステムの中の人間であることを示しているのだと考えます

そして、その網は6話で皐月の母が頂点に立つ建物と同じ形をしています
恐らく、あの網は鬼龍院家のシステムの暗喩
学園、そして何より皐月は、鬼龍院のシステム中にあるということでしょう

さて、ここからは私の想像です
詳しいことはわかりませんが、6話の状況から察するに
鬼龍院家とはかなり厳格な家でありそうです
母と娘の間にも、絶対的な上下関係と、計り知れない緊張感が漂います
あの冷静な揃さんですら、お母様の電話に動揺するあたり
母から娘に対し、相当厳しい締め付けがあるのではないでしょうか

しかし3話で皐月は、「純潔」と纏った姿でこう言います
「この鬼龍院皐月、我が野望成就のためならば、
 天下に乳房を晒そうと、恥もなければ怯みもない!」
…”我が野望”なんですよ、家を守るためではない
この台詞、実は皐月が鬼龍院家のシステムに従っていないということを
示す台詞なんじゃないでしょうか

鬼龍院家に生まれた娘として、
鬼龍院家のシステムの中で生きざるを得ない皐月
彼女がそのシステム…いや、母の支配から呑みこまれないようにするためには、
想像を絶する強い意志を持って、自分を保っていたからではないかと考えます
だからこそ、覚悟・志というものを重んじているのではないでしょうか

何故、皐月が母に呑みこまれるのを堪えようとしたのか
…これは、完全に想像ですが、恐らく彼女の父親の存在がきっかけではないかと睨んでいます
父親の登場が3話の回想のみであること、また
鬼龍院家の実質上の支配者があのお母様と見受けられることから
この家庭で起こった何かが、現在の皐月を作り上げたのでしょう

②学園のシステムは何のために作られたか

本能寺学園のシステムは、皐月が作りだしたものだと
本人の口から語られました

このシステム、今でこそ豚を量産するシステム(?)となっていますが
前回の記事でも書いたとおり
本来は、実力者がのし上がるための仕組みではないかと睨んでいます

そう考えると、実はこの本能寺学園とは
鬼龍院家で、あの厳格(そうな)母の下で生きざるを得なかった皐月が叶えたかった
”本当の実力者が評価され、より上を目指すことができるフェアなシステム”だったのではないでしょうか

しかし、そんな皐月の思いとは裏腹に
学園の生徒たちは、星(より良い生活)を手に入れる為に
あるいは、一度手に入れた星(手に入れた生活)を守るために
皐月に忠実に従うしもべとなった
学園名に「本能寺」とあるように、謀反…というよりは下剋上すら叶うシステムでありながら
星による厳格な上下関係が生まれ、四天王に挑むような生徒も発生しない※
皆が”守る”ことに必死な、表向き規律正しい学園となった

もし、仮に皐月の思いが↑の通りなら
6話での会話の通り、犬牟田や渦をはじめ
…解散総選挙時の発言内容から察するに、蟇郡も実は中身はそんなに分かってなさそうです
そして、「このままでは満艦飾が纏と生徒会の中枢に入ってくる!」という危惧をしていたことから、
皐月との付き合いが一番長いという乃音すら、ちゃんと理解していないのではないかと思われます
…いや、仮にの話ですけどね

しかし、もしも
学園では彼女に最も近い四天王すら、実は皐月の想いを理解していないとしたら
それはとても孤独な状態です

それでも、彼女は真面目に学園を運営します
戦力の増強による質の劣化を憂慮したり、
ノー遅刻デーを設け、脱落した者を放学するなどの施策は
学園を腐らせきらないギリギリの維持方法だったのではないでしょうか

彼女が放つ、「力で屈服させるしかない豚どもだ!」は
このような学園の生徒への侮蔑とともに
こんなシステムを作りだした自分
そして、未だ鬼龍院家というシステムの中にる自分への自嘲も、
もしかしたら含まれていたのではないかと思います

※1話の鈴木や、4話の麻衣子のような事例もありますが
 こちらは覚悟や志、実力が伴わないケースとしてあえて除外しました
 ご了承ください

③ 流子の存在が、皐月の野望を加速させる

さて、物語冒頭の第1話~2話では、自らは極制服を着ていなかった皐月ですが
神衣「鮮血」を着て戦う流子に出会い、
自らも神衣「純潔」を着る決意をします

皐月の父は、この純潔を
皐月の”花嫁衣装”と言いました

花嫁衣装といって、連想する言葉や意味は数多ありますが
ここでは、花嫁衣装というものが
”娘が、家を出るときに着る服”という点に着目したいと思います

前回の記事で、皐月は”何かを捨てる覚悟”というものに
重きをおいているのではないかと推測しました
そして、彼女が纏うのが花嫁衣装であるということから
恐らく、皐月は鬼龍院という家を出ることを目論んでいるのではないかと考えます

そして、そんな彼女の前に現れた流子は、
母を早くに亡くし、父は寄宿舎付きの学校に流子を入れ
ほとんど家に囚われていない状態です

つまり、家を出たい女の子と
既に家を出てしまっている女の子が出会った

皐月から見れば、孤独に耐え覚悟を決めてから着なくてはいけない服を
流子は自覚なしに着ており、しかもそれを身につけるのがが恥であるかのように言っている
皐月には、それがとても苛立たしかったのではないでしょうか
だからこそ、3話であれほど慌てて神衣を着用し
自覚・志などという言葉を使って流子を追い詰めたのだと考えます

そして、そもそも本能寺学園というシステムを作り上げた理由ですが
鬼龍院家という大きなシステムを相手に、自分独りだけでは戦えない…
学園は、「本能寺」の名の通り、鬼龍院家・母への謀反のための力、
つまり、共に戦う仲間を得るためのものではないかと考えます

しかし、それまで鬼龍院家のシステムの中で独り生きてきた彼女は
支配というシステム、そしてそれに耐えてきた自分しか知らなかった※
それゆえ、学園のシステムが(一応、実力者がのし上がれる形にしているとはいえ)
やたらストイックであることや
常に高いところから見下ろすという行動、四天王との座り位置の違い、
そして、神衣「純潔」に対しても、力で押さえつけるような着こなし方に
なっているのではないでしょうか


7話にて、流子は皐月の作ったシステムに自ら組み込まれながらも
大事なことを見失わず、欲に呑みこまれることはありませんでした
これは、生まれ育った環境こそ違いますが
皐月と流子、二人の本質は同じだからなのかもしれません

ベタかもしれませんが、いずれ流子が皐月を「皐月」と呼ぶ時が来たら
それは、それまで「支配」という形しか知らなかった皐月が
はじめて「友情」を結べた時なんじゃないかと思います

※乃音との付き合いの長さがどの程度か分かりませんが、
 6話回想シーンで既に皐月の”下”についていたようなので、
 友情というよりは支配関係に近いと考え、ここでは除外しています
 ご了承ください



…とかね

前回の妄想をベースに、更に妄想を拡大してみたわけですが
…大分苦しいところもありますが、というか全体的に苦しいわけですが
まぁ、そこは妄想なもんで…(小物の言い訳)

さて、これまでの妄想も結構無理くりでしたが
ここからはさらに無理やりな妄想です


・人類支配と解放計画
皐月が2話で口にしていた計画、これもずっと気になっていたのですが…
人類支配とは、皐月の作ったシステムによる人類支配
解放計画とは、鬼龍院家のシステムからの解放…
つまり、皐月が支配することにより、鬼龍院家の支配から人類を解放する
っていうことなのかと現時点では予想しています
…鬼龍院家の影響範囲がどの程度かは知りませんが

もしくは、うーん、もう少しスケールを大きくして…
人類が、服に着られている状態(EDのマネキン状態)から、
皐月の支配により、服を着こなす状態にもっていくっていう計画とか?

…あるいは、無理やりスケールを宇宙規模にして
実は、宇宙すら地球を、ひいては人類の上に覆いかぶさる服である
皐月の支配により、人類は宇宙すら着こなす!とか…は、さすがに無いか

・家出の先
これは先ほどの妄想の続き
先ほど、花嫁衣装は家を出る時に着る服と書きましたが
別の家(システム)に入ることがセットになってます
すると、一度は鬼龍院家からは抜け出したとしても
その先にまた別のシステムが…なんて展開もあるかも知れませんね
(↑妄言に妄言を重ねてます)

・キルラキルは何がテーマ?
うーん、これまでの私の妄言で考えるのはかなり底が浅いとは思いますが
前作「グレンラガン」では、男の一生というものを描いた中島&今石コンビが
今回の作品では「女の人生」というものを、ガチで描こうとしているような気がします

この2人が本気で「女の人生」をやろうとしたら、
かえって、やたら男らしい世界観になってしまったのかもしれません


…とかね

以上、ダラダラと長くなってすいません
先週の感想にトラックバックしてもらったり、コメントもらった嬉しさのあまり
今回は調子にのりました
ここまで読んでくださっていたら、本当にありがとうございます

調子に乗れば乗るほどダラダラと長くなる妄言…
効率悪いです、非常に効率悪いです
しかも、こんなに書いても全部妄想なのです!アホですよ
次はもっと、ちゃんと、ポイントを絞った文章にしたいです

とはいえ、寝る時間すら削って一生懸命妄想したものを吐き出し尽くしたので
もうここまできたら、満足です
全然さっぱり的外れでも、まったく悔しくないです
…悔しくないです、悔しくないんだぞ!バカヤロー!!
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コメント
15:まだ7話 by たくや on 2013/11/19 at 23:31:43

予想するには早すぎる。でも妄想するには楽しいですよね。ミロのビーナスだって、手が無いから妄想する余地がある訳ですし。アニオリ万歳。私もかなりグレラガファンなので、どういう結末になるのか気が気でないですね。皐月のセリフは自嘲入ってた(確信)。でも後はよくわかりません。どこに嫁ぐんだろ?世界?
妄想→生命繊維の材料が人体とかヤバイ材料だったり。で、鮮血がリュウコの父で、純潔が皐月父とか。で親子間だから100%生命繊維でも着られる。なんていうエヴァ初号機?
妄想2→学園は世界征服の道具に過ぎず、ロボ化して戦う。後半はものすごくスーパーロボット大戦する。

16:コメントありがとうございます by きりたちのぼる on 2013/11/20 at 22:26:31

コメントありがとうございます。変な記事ですが、少しでもどなかたの妄想の手助けになっていれば幸いです。
そうなんですよ!まだ7話なんですよね…グレンラガンで7話は「それはお前がやるんだよ!」…先は長い。
現時点ではどんなに頑張っても、本丸には手が届かないんだろうなぁ…と知りつつ必死になって妄想してしまうのは、人間の性なのでしょうね。
生命繊維は、まず間違いなくヤバいですよね。神衣がそれぞれの父…?!うぉぉ、もしそうなら凄い!凄いけど…
…娘の立場からすると、父親着るって、なんかやだなぁ。
やっぱりあの学園、ロボっぽいですよね。なんかドキドキします。渦の極制服の件もありますし、このアニメ
ロボットすら”服”と言い切ってしまいそうな、押しの強さを感じます。

…いやぁ、妄想って、本当にいいもんですね。どんだけやっても楽しいです。

23: by アルファ on 2014/02/07 at 13:38:32

キルラキルの考察みました。
今ちょうど反逆しましたね、
予想じゃなくて真実になりましたね
すごいです、妄想力

24:コメントありがとうございます by きりたちのぼる on 2014/02/10 at 00:05:43

コメントありがとうございます
自分でも久々に読み返して、赤くなったり青くなったりしているところです
私の妄想にしては意外と合ってたなーと思うところもある…んですが、それ以前にこの文章自体が死ぬほど恥ずかしい…
こんな見苦しい記事を読んでいただき、ありがとうございました

しかし、反逆のタイミングもそうですが、方法も…まさかお母様を刺してからぶん投げるとは思わず、度肝を抜かれました
こちらがどんなに妄想力を尽くしても常にその上を行く、キルラキルには敵う気がしないです

プロフィール

きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

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