トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

キルラキル7話…皐月様のこれまでとこれからについて考えてみた その1

さて、前回の7話観終わった直後の日記で、なんか変なことほざいてましたが
なんでそんな妄言に至ったかという言い訳タイムです
なんでマコ回なのに皐月様の話かって?…そりゃ、私が皐月様大好きだからです!

…というか、学校の仕組みと これまで皐月様が行ってきたことに
あまりに整合性が無いような気がして、今回の話終わってからずっと
気持ち悪くて気持ち悪くてしょうがなかったわけなんですね

なので、ここからは 7話で新たに分かったことと、私の妄想を中心に(←?!)
皐月様のこれまでとこれからについて考えてみたいと思います
なお、今回は人間としての皐月様の側面に迫ろうと思っていますので
敢えて呼び捨てとさせていただきたいと思います、無礼をお許しください!

あと、やたら長くなるので、めやすとして目次つけます(妄言に目次て…)

その1.学園の仕組みと、流子・マコの顛末に見る皐月の狙い
 ①流子が現れてから、これまで学園内で行われていたこと
 ②7話で語られた学園の仕組みと、そこから推測できること
 ③①と②を同時に行うことの不自然さ
 ④皐月が認める“覚悟”とは
 ⑤膿を出すとはどういうことか?壊惨総選挙で何を狙うのか
その2.「服を着た豚ども!」は自嘲?皐月の孤独と流子の存在
 ①皐月も、実はシステムの中の人間である?
 ②学園のシステムは何のために作られたか
 ③ 流子の存在が、皐月の野望を加速させる



その1.学園の仕組みと、今話の流子・マコの顛末に見る皐月の狙い

まずは、今話で流子らが学園のシステムに乗ることによって新たに分かったことや
皐月の狙いについて考えてみたいと思います

①流子が現れてから、これまで学園内で行われていたこと

最近の6話~7話で判明したのが
・部長(二つ星)の生徒を増やした
・流子を倒したら、三つ星の極制服が与えられる
おもにこの2点

なるほど、本能寺学園にとっては流子は外敵にあたる存在
それに対し、学園の生徒に対し力と褒賞を与えることで、学園の生徒をけしかけ
効率的に彼女を排除しようとする仕掛けなのですね?

第6話で、皐月様はもともと、星付きの生徒の増員は質の低下を招くこともあり
あまり積極的に行っていなかったと語られていましたが
その方針を曲げ、二つ星生徒を増員したことにより
投げナイフ・南京玉すだれ・綱渡りなど、やたら変な部活が乱立することになりました

しかし、もはや二つ星生徒などに流子の相手は務まらず、ほぼ一撃で撃破された上
前話で大量導入した生命繊維も、流子の鮮血にどんどん吸収されていきます
先の懸念通り、質の劣化と、
それによって戦力(生命繊維)がどんどん敵に奪われて行くという、
傍目から見ると非常に愚かな結果になっています
これは、皐月の失策なのでしょうか?

そして、皐月のこの施策
どうも、今回語られた学園の方針ともあまり一致していないように見えます

②7話で語られた学園の仕組みと、そこから推測できること

今回語られたり、新たに分かった学園の仕組みは
・実力がすべて
・部活の成果が生活(星)に反映される
・四天王への挑戦権

実力がすべてっていうのは、特に説明の必要がないですね
それぞれの能力に応じた極制服が与えられるという、この学園の基本構造です
そして、その実力(星の数)に応じた生活が与えられるという…1話の説明の通りです

しかも、今回分かったのは
何と、のし上がった部活は、四天王に挑戦する権利があるようなんです
え、流子がいるから四天王に挑むのは当然なんじゃないかって?
…いやいや、今回は流子を含めて本能寺学園のシステムに則っているわけです
流子の強さが異例なだけで、あとは他の学生と同じです
それに、これがシステムに則っていることだというのは、
乃音が、喧嘩部がどんどん実績を上げてのし上がってきていることに対し
「このままでは満艦飾が纏と生徒会の中枢に入ってくる!」と言っていたことからも分かります
流子の目的は皐月と戦う(父の死の真相を聞く)ためにすべてを倒すことであり
中枢に入ることではないですからね、これはもともとの仕組みと考えてよさそうでしょう

さて、ここでなんかちょっと変だな?と思いませんか?
・実力主義で
・能力や成果に応じた報酬が与えられて
・下剋上も認められている
…この本能寺学園のシステム、実はけっこうまっとうな気がしませんか?

しかも、評価されるのは部活なんです
学生の本分である学業ではありません
…もちろん、皐月があくまで生徒会長であるということもあるのでしょう
そう、放学なんていうことを決定する権限がありながらも、学校経営ではなく
生徒会・委員会・部活という、学生が自主的に行う活動という形で行っているわけです
つまり、これらを簡単に言うと
本能寺学園は、生徒の自主的な活動を重んじ、その成果を評価する学園
…あれぇ?なんだかとっても素敵ですね

今回判明した内容から察するに、本能寺学園はどちらかというと
成果主義的な、我々が“フェア”と思うような制度をとっているわけです
そして、ちゃんと実力がある者がどんどん上に上がれるようになっているわけです
システム上は

③①と②を同時に行うことの不自然さ

さて、もし本能寺学園のシステムが②の通りだとしたら
①で触れた
・部長(二つ星)の生徒を増やした
・流子を倒したら、三つ星の極制服が与えられる
というのは、ちょっと変な感じがしますね

まず、二つ星の生徒を増やした結果は、先述のとおり質の劣化を招いただけでした
もともと、二つ星極制服というのは、部長のみに与えられる制服
つまり、原則は部長になれる程度の実力者に与える制服であるにもかかわらず
今回は、喧嘩部の創立経緯を見て分かる通り
部として申請し、それが通れば二つ星が与えられるのです
…なんか、実力主義と違いますね…

でもって、流子を倒したものに三つ星極制服を与えるというのも…
賞金を掛けることによって、多くの者に流子を狙わせるということなら、ちょっと変
まず、流子の排除が目的なら、前話を見ての通りとっとと四天王をぶつければいい
しかし、皐月は四天王に様子見を命じています

それに、対流子という特例措置を設けなくとも
本来なら、実力主義に基づき三つ星を得るルートは既にあるんです
今回の喧嘩部のように、四天王に挑んで勝てばいいわけです

…そんな簡単に言うけど、四天王ってめちゃめちゃ強いわけでしょう?
それに比べたら、流子は四天王よりはまだ弱そうだから戦いを挑むんじゃないの?という話もありそうですが
流子も流子で、一度は四天王の一角である渦に勝利し
そもそも、学園の支配者である皐月とは、一時的に互角に渡り合ってます
流子に挑むのだって、四天王に挑むのと同等程度のリスクはある筈
(↑これについては、その2でも触れたいと思います)
それに、質の劣化は皐月の嫌うところです
仮に流子が四天王より実力が下だったとして、それを倒した者が
本来の三つ星の実力に足るかどうかまでは分かりません
あるいは4話の麻衣子のように、実力不足でも汚い策を弄して倒すケースもあり得る
本当に能力に応じているのか、これだけでは計れないですよね
やっぱりちょっと、なんか変

④皐月が認める“覚悟”とは

さて、ではこの変な施策を推し進めている皐月という人物は
一体どういう考えを持っているか、改めて考えてみたいと思います

ここにいては、第6話の感想でも書いたことがありますが
流子へのリベンジの申し出た渦に「「覚悟なき者は私の部下にいらぬ」と言い
渦の覚悟を認めた際は「すべてを捨てた男の覚悟だ、心してかかれよ!」と、流子に言い
どうも皐月という人物は、“覚悟”ということをとても重要視していそうです

そして、今回の7話では
皐月の認める“覚悟”というのがどういう質のものかが
今回の流子とマコの顛末を通じて、もう少し掘り下げられていると思います

今回のマコの顛末、ざっくりいうと
皐月が作った学園のシステムにより、生活の質が上がり欲望の虜になりかけたマコが
最後に自分の大事なものに気付き、自ら極制服を脱ぎ捨てた話でした

終盤、星を得たことにより手に入れた贅沢な暮らしを守るべく
喧嘩部部長用の極制服を纏うマコを見、皐月はこう言います
「成功は欲望を生み、欲望は破滅を呼ぶ
 だが一度快楽を知ればもう抜けられん、私が作った学園の虜となる
 奴らこそ、服を着た豚 力で屈服させるしかない豚どもだ!」
…パッと聞いただけでは、自らのシステムへの賞賛と、
欲に負けた一般生徒への蔑みとも思える台詞です
しかし、マコが途中で我に返り極制服を脱ぎ捨てたこと
流子が「人間はお前が言うほど弱くない!欲望も自分の意思で抑え込める!」と言い
極制服を切り刻んだ時には、満足そうに笑みを浮かべます

さて、今話で皐月が敢えて流子がシステムに加わることを認め
また、マコをぶつけた狙いは何だったのでしょう?

流子がシステムに加わることを認めた狙いは、中盤でも語られているとおり
流子(とマコ)がこの学園を壊す人物なのか、それとも呑みこまれてしまう人物なのか
見極めるためでしょう
そして、最後の頬笑みから察するに、流子がシステムに呑みこまれないことが
皐月の望んだ結末なのでしょう

この、システムに呑みこまれない、というのはどういうことなのか
前話の“覚悟”というキーワードも踏まえて想像するに、恐らく
“自分の信念のために何かを捨てる覚悟があるか”ということではないかと考えます

思い返せば、今話でマコは、星により生活の質が向上するたびに
「この生活、守ろうね」という言葉を口にします
これは、皐月の「一度快楽を知ればもう抜けられん、私が作った学園の虜となる」という言葉とも重なります
“守る”と言えば聞こえがいいですが、これは自分が得たものを絶対に手放すものか!という意地汚さとも言えます
そんなマコが手に入れた極制服は、「もう貧乏には戻れないもん!」という台詞の通り
彼女の意地汚い欲の象徴でもあったと思います
だからこそ、あんなに身体に合わない、まさに“着られている”状態だったのでしょう

それゆえ、最後に極制服を脱ぎ捨て流子に斬らせるという行為は
折角手に入れた贅沢な暮らしを捨て、
友情や家族との絆という、本当に大事なことのために、何かを捨てたということだと考えます

思い起こせば前話の渦も、自らの強さというものを問いなおすべく
それまで自分の力のよりどころであった「天眼通」、つまり目を封じた
やはり、何かを捨てるという覚悟です
そして、皐月はそんな渦を認め、再び四天王として迎え入れています

以上により、皐月の評価する“覚悟”というのは
自分の覚悟…ああ、皐月の言葉を借りれば“志”でしょうか
“自らの志のために、何かを捨てる覚悟”と考えます
そして、その“覚悟”が流子・マコの側にあるのかを見るのが
マコを流子にぶつけた狙いだったのでしょう

⑤膿を出すとはどういうことか?壊惨総選挙で何を狙うのか

そして、もうひとつの狙いが
犬牟田が終盤で言った「学園の膿を出そうとして、纏を利用した」ということ
ここでいう膿とは、自らの欲望のために二つ星を志願してきた各部長達
膿を出すとは、そんな志の無い奴らをあぶり出し
さらに流子を襲わせることによって、彼女にそいつらを一掃させるためだったと考えます

これは、6話以前で極制服の増産を指示していたこと
そして、3話の段階で流子に「(学園の)すべてを倒せ」と言ったことから、結構早い段階で考えられていたことだと思われます
それが、今回喧嘩部として活動させたことで、一気に加速したのでしょう
結果的に生命繊維を鮮血に与えることになっていますが、おそらくそれも織り込み済みではないでしょうか?

以上から考えるに、
次回の「壊惨総選挙」の狙いとは、皐月が思う“覚悟”のある人間だけで
組織を作り上げることだと考えます
…まだ、詳細は良くわかりませんけどね

では、再編した組織をもって皐月は一体何を狙うのか?ということを
皐月と言う人物が現在置かれている状況を踏まえて、その2で推測していきたいと思います

…が、時間がいっぱいになってしまったので今回はここまでで


はー、なんというか
もともと頭の中で纏まってなかった話なんですが、やっぱり纏まってなかった
ここまで読んでくれた方、いらっしゃったらありがとうございます
もしお嫌でなければ、この妄言にもうしばらくお付き合いください
関連記事
スポンサーサイト
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
11:おお!となって、しっくりきた by たくや on 2013/11/17 at 06:38:54

確かに機会の平等がある、自主を重んじる民主的で資本主義的な快楽が許された実力が評価される学園ともいえる。面白い分析。まさか共産主義や、無政府主義を皐月が試すなんて展開はないだろうけど。覚悟を中心に据えた人間讃歌が終着点か?
生命繊維がDNAに見えてきた。人とのつながり、しがらみ、絆が、糸の様に絡みあう演出がOPにあるように見えるし。

あ!トラップ部部長は、一つ星だった気がします。部長=二つ星ではないようです。


12:コメントありがとうございます by きりたちのぼる on 2013/11/17 at 12:17:40

コメントありがとうございます、面白がっていただけたようで良かったです。
休日をまる1日使って書いた甲斐があった…

し、資本主義?共産主義??無政府主義…?!それは…ええと…(狼狽)
すすすすいません、私あんまり(にも)教養が無いもので
たくや様のコメントに、的確なお返事ができず申し訳ありません。
私も私なりに、その2で今後の展開予想しようと思っているのですが
だいーぶスケールの小さな話になる予定でして、なんか恥ずかしくなってきた…
こんな奴の考える妄言ですが、次もお付き合いいただけると幸いです。

そして、部長制服のご指摘もありがとうございました。
そうか、麻衣子ちゃん部長だったんだ…下っ端かと思ってた(失礼)
今は気力が尽きてボロボロなので、戻ったら…修正…します

13: by ウツギ on 2013/11/17 at 21:35:53

マコちゃん極星服ぶかぶか!何あれかわいい!と思ってましたがまさかあれも"着られている"状態を指しているかもしれないとは考えもつきませんでした。
見た目も内容もやはり濃いアニメですね。
そしてきりたちさんの考察&感想もものすごく体力と精神力削って書いてる感じが伝わってきます…!まるで神衣に血を供給しているような(笑
記事の続きも楽しみですが、近頃急に寒くなってきたので体調にもお気をつけ下さいませ。
では失礼しました。

14:コメントありがとうございます by きりたちのぼる on 2013/11/19 at 01:58:41

コメントありがとうございます、いつもありがとうございます。
マコちゃんのアレ…いや、あれは可愛かったですよね。
今回の感想の書き方をこんなにしてしまったのであんまり触れられませんでしたが
さっと脱ぎ捨てる姿が潔いなーと思いつつ、ちょっともったいないなーとも思ってました。

神衣に血を供給…いえいえ、どちらかというと
流子の風呂を覗くために、体中に縄巻いて屋上からぶら下がる努力に近いような気がしてます。
こんな妄想ばっかりの記事ですが、楽しんでいただけたようで良かったです。

プロフィール

きりたちのぼる

Author:きりたちのぼる
ボカロ(特に千本桜)と、仮面ライダーと、フィギュア遊びと、あとその時にハマってるアニメの感想などをやっています。
だいたい迷走してます。
よろしくお願いします。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR